お知らせ

良い現れがいっぱいの2学期。 ー2学期終業式ー

[お知らせ] 2018/12/20

12月20日(木)教務、生徒指導関係の諸注意の後、終業式を行いました。

幾分冷え込みの厳しい体育館でしたが、整列の姿勢もよく、各々がこれまでの学習、行事、部活動などを振り返りながら今学期、この一年を結びました。

〈校長式辞から〉
12月は、学期の区切れであり、1年の締めくくりの時だ。啓陽生の皆に尋ねてみたいことがある。「自分に誇れるところはあるか」と。私は、啓陽生の「優しさ」を誇りに思っている。些細な行動のちょっとしたところに、その「優しさ」を見つけることがある。
例えば、今朝、自転車通学の生徒が、口まで覆っていたネックウォーマーを下げて挨拶した。考え事をしながら廊下を歩いていたら、すっと通路を開けてくれた。大掃除では、玄関のガラス戸に顔を擦り付けて息を吹き掛け磨く様子も、来校者を気持ちよくお迎えしたいという「優しさ」の表れだ。家で嫌なことがあっても、優しいクラスメイトのお蔭で、楽しく一日が過ごせたということもあったことだろう。皆の4倍を生きてきた私が、「最も価値のあること」を問われたら、迷わず「優しさ」を挙げるだろう。
漢字が出来た頃の人は、人体で一番大事なところの一つを「心臓」と考えていたようだ。その「心臓」の左心房左心室と右心房右心室を形取って「心」字とした。また、「心」と他を組み合わせて、幾つも文字を作ってきた。漢字の左側に「リッシンベン」。右側に「ツクリ」。「アシ」の部分…。快、恥、思、慕。
そう見ていくと、「優」は「心」が、センターポジションを取っている。勝手な想像だが、昔の人は、人間にとって「優」はとても大事だから、大事な「心」にセンターを与えたのではないか。センターに「心」を置いて、「優」の大事さを表したということだ。恋愛の「愛」も、そういう構造だ。
さらに想像を加えると、「優」は大事なことだから、それがあると「すぐれる」とか「まさる」と読み、一方それがないと、「うれい」とか「うれえる」と読むことにしたのではないか。そんな想像的解釈をしながら、大事な「優しさ」を持っている啓陽生の皆を誇りに思い、そう思える場面にたくさん出会えた今学期だった。
今年一年の世相を表す漢字は、「災」だという。「平成時代」最後の年は、その時代の名前とは裏腹に厳しいことが多かったが、啓陽高校においては、私は、皆に誇れる持ち味の、その「優しさ」をたくさん知ることができたことを嬉しく思う。その「優しさ」を一層発揮するのに相応しい新年を迎えよう。

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