お知らせ

ブレず、リアルに一生懸命努力する。ー3学期始業式ー

[お知らせ] 2019/01/07

新年も早7日、学校に啓陽生の声が戻ってきました。3学期、始業の朝です。今年は、4月末日をもって「平成」が結んで、新しい時代の幕開けとなる年です。

朝、始業式があり、続いて、「県私学読書感想文コンクール」で入選した1年生の森島紗弥さん、また、この冬休み中に新人大会があった簿記部とワープロ部の団体入賞や個人佳良賞(簿記部1年生・桑原弘果さん、ワープロ部2年生・藤井希実さん)の表彰がありました。

〈校長式辞から〉
新しい年を迎え、それに相応しい「決意」を持とう。除夜の鐘の音を聞きながら、学年ごとに振り返った。3年生は、自分の進路決定に向けたクラスや学年づくりをし、それぞれの進路実現によく頑張った。残り登校日数は36日のみ。その中で、進路先で求められる姿勢、態度、心身の健康を確実なものにしておくこと。これからは大人として扱われる。「甘えた部分」は認められない。不安があれば、学校から求められることに真面目に応じることで、その8割は軽減できよう。出席、身だしなみ、挨拶、交通ルールの厳守が完璧にできて卒業だ。
2年生は、よい修学旅行を作り上げた。アンケートからも、その満足度の高さが伺えた。普段よりもずっと厳しいルール、制約、不自由の中で、価値ある体験ができた。学年、クラス、また皆の力も発揮できた。今年は最上級生となって、是非その力を活かせ。
1年生は、個人、クラス、学年も「高校基準」、「啓陽基準」に達するのに、幾らかのエネルギーを要した。リセットできたこの「今」を大切にして、学校の中核となって動ける力を付けよ。サンドイッチでも、アンパンでも上と下との間に挟まれた中身が肝心だ。
この年末年始の番組の中で、芸人の「出川哲郎」さんのことが気になっていた。というのも、昨年3月、その出川さんについて話したことがあったからだ。そこで、出川さんの、「とにかく、好きなことを見つけろ。それに向けて努力しろ。そして、それだけをブレずに一生懸命努力すれば、誰かが見ていて、使ってくれる」という考え方を紹介した。2、3年生は「リアル」にそれを覚えているか。
出川さんは、仕事を選ばず、何でも一生懸命に体当たりで取り組むという姿勢が認められて、バラエティ番組からコマーシャルと多岐に及ぶ活躍をしている。最近のような売れ方をする前の出川さんは、ザリガニに鼻を挟まれたり、田んぼの泥や白い粉で眼だけになったり、ワニとキスをしたり、逆さ吊りやバンジージャンプの餌食になったりして、笑っている顔は、時に涙目だった。
そこに幾らかのヤラセがあったとは言え、周りの誰もが「出川」と呼び捨てにした方がお似合いの扱いで、さんざんもて遊ばれ、いたぶられキャラの中で耐えていたような印象がある。
昨年の大晦日、その出川さんが、サッカーの長谷部さんや水泳の池江さんらとともに、「NHK紅白歌合戦」のゲスト審査員となった。また、お正月スペシャル番組の一つにもなった「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」は、競争厳しいゴールデン時間帯の中でも「人の優しさに触れられる番組」として、大人気だということだ。出川さんの温かいキャラクターに魅せられ、バイク免許まで取りに行って、出演したいという有名人もいるのだそうだ。
数年前までは、女性を対象にしたアンケートで、「付き合いたくない、嫌いな男性、ナンバーワン」にランクされていた出川さんだったが、出川さんの在り方の中に、「好きなことを見つけて努力する。ブレずに一生懸命努力する。」という、誰にも分かりやすい、シンプルな理屈抜きの「決意」があったからこそ、「今日」があるのではないか。啓陽生も「リアル」に真似してみたらどうか。
この始業式の冒頭で、皆に、「新年に相応しい決意を持て」と話したが、それをこの「ブレずに一生懸命努力する」にしてみてはどうか。
ただ、そう決めても、世間に「三日坊主」という言葉があるように、皆の中には、「何か決意しても、自分は、飽きっぽくて長続きしない」と思っている人がいるかもしれないが、考え方次第で、「それもあり」だ。
ある人が、こんなことを言っていた。こうと決めたことを3日実行して、4日目に挫折しても、「3日坊主」で挫折した自分にがっかりしないで、次の5日目からまた実行して、それから「3日坊主」して、また実行し、それを1年繰り返す。すると1年間で274日も実行したことになり、さぼったのは91日。それでも週休2日の場合の261日の実行と、104日の休日よりは、ずっとよいということだ。そんな前向きの「3日坊主」をしてみようじゃないか。
この3学期、そういう「ブレずに一生懸命努力できる」ものの一つに検定試験がある。商業高校へ入って、ゼロスタートでやってきたのだから、ブラさずに頑張ってみよう。掃除でも挨拶でも、冬の厳しい寒さの中でする掃除には、寒さの厳しさに比例した価値がある。挨拶だって、寒さで縮こまった心を言葉一つで人を温かくするパワーがある。
また、「ブラさずに一生懸命努力できる」土台には、皆が作り上げてきたクラスや学年の雰囲気、団結力、また友達との人間関係や先生方との繋がりがあり、それが役立っていくはずだ。
暖冬でスタートした今年の冬。冬本番の寒さは、これからだ。そうした中でこそ、ここにいる啓陽生が一つになって、その一人ひとりは勿論のこと、啓陽高校全体の持ち味を発揮する3学期、この1年になることを期待する。

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