お知らせ

想像力を巧みにして   -防災訓練-

[お知らせ] 2019/09/02

厳しい残暑が続く9月2日(月)、防災訓練を実施しました。
「授業中、緊急地震速報を受け、震度6の地震が発生した」という想定で、発生後、すぐに机の下への避難行動を取り、体育館で安否の確認訓練をしました。
東日本大震災の記憶も少しずつ薄らぐ心配がある中で、課題は、いかにして減災意識の下で緊張感を持って取り組むかです。
 全員、私語もなく移動し、避難指示から点呼、安否確認まで7分余で完了できました。

〈校長講評から〉
9月1日を防災の日としたのは、今から90数年前の、大正12年9月1日の関東大震災による。死者11万人は、現浜松市民の8人に1人に当たる。学園を創設した荻原閑先生は、その震災で九死に一生を得た。
静岡県民にとって、以前の「防災訓練」は、駿河湾を震源とする地震を想定したものだったが、今やそれが「東南海地震」となり、震源域や規模が見直されて、その切迫性は一層募っている。震度図では、ここ浜松は「震度8強」に位置する。
この防災訓練への取組について、マンネリ化して、真剣味が足りないという指摘がある。改善が必要だ。
「備えあれば憂いなし」という諺がある。慣れっこになって、肝心なことが忘れられている。「肝心なこと」とは、「備え」には幅があって、そこに「想像力」があるのとないのとでは、その結果となる「備え」に、大きな「違い」が出てくるということだ。
今日の訓練は、一番管理しやすい時間帯を想定して行った。それが休み時間だったらどうか。廊下やトイレ、階段を歩いている人、エレベータで移動している先生など…。清掃時間だったら、さらに広範囲な行動が展開されている。その他、部活動、登校下校の途中、自転車に乗っている、通行量の多い道路に面したバス停にいる、大きな橋を渡っている、切り立った山沿いの道を歩いている…。アルバイトをしていれば、勤務先の店員の一人として、マニュアルどおりにお客さんの避難誘導をすることにもなろう。
「備えあれば憂いなし」という諺が、実際の生活で生きて働くよう、一人ひとりが、また家族同士が各々の「想像力」を巧みにして、防災、減災に備えたい。

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